驚くほど美しい!幹之(みゆき)メダカの魅力と人気の秘密について

はじめに

みゆきメダカは、私が初めて飼育を始めたメダカでした。最初にその姿を見たとき、メダカにこんなに美しい種類があるのかと驚きました。青い光沢を帯びた背中が印象的で、普通のメダカとは全く違う魅力を感じました。メダカ飼育は初心者でも取り組みやすい趣味ですが、みゆきメダカは特にその美しさと育てやすさで、多くの人に愛されています。この記事では、みゆきメダカの魅力や飼育のコツ、新しい品種について詳しく紹介します。

みゆきメダカとは?その特徴と魅力

みゆきメダカとは?

みゆきメダカは、背中に青い光沢を持つ改良メダカの一種です。改良メダカブームを牽引した存在で、多くの愛好者に人気があり今も人気の品種のひとつです。2007年の品評会で初めて登場し、その美しい姿で一気に注目を集めました。名前の由来は、出品者の娘さんの名前から取られたものらしいです。

• 背中の光沢が特徴

• 2007年に初登場

• 名前は出品者の娘さんから由来

みゆきメダカの特徴

体型

みゆきメダカの体型は、一般的なメダカと同じですが、白と青の体外光が特徴です。この光は、光の当たり具合によって変わるため、見ていて飽きません。また、この体外光が強いほど、より美しいとされています。

• 白や青の体外光

• 鑑賞価値が高い

ヒレの形

みゆきメダカのヒレは、基本的に普通のメダカと同じ形をしていますが、改良品種によってはヒレが大きく広がった種類もあります。ヒレが大きいほど、泳いでいる姿が優雅で、観賞魚としての魅力をさらに増やしてくれます。

• 標準的なメダカのヒレ

• 改良品種でヒレが大きいものもいる

体色

体色は、みゆきメダカの魅力の一つです。背中の青い光沢に加え、体全体に白や銀色の光が広がります。この体色が最大の特徴で私もこの魅力にどっぷり浸かってしまいました(笑)

みゆきメダカベースの新しい品種

スーパー強光

スーパー強光は、みゆきメダカの中でも特に背中の光沢が強く、光の当たり方でより明るく輝く品種です。その美しさから、愛好者の間で非常に人気があります。体外光が特に強いので、観賞価値が高く、水槽でも目を引く存在です。みゆきメダカの中では上位のグレードに位置します。

鉄仮面

鉄仮面は、背中だけでなく頭の部分にも光沢が広がる品種です。その名の通り、まるで鉄の仮面をかぶっているように見えるため、この名前がつけられました。みゆきメダカの中で最上位に位置するグレードでこれを目指す愛好家も多いです。

白幹之

白幹之は、白い体色に体外光の光沢が映える品種です。清潔感があり、他の品種と一緒に飼育しても美しく映えます。私は青みゆきをはじめに飼育しましたが、この白みゆきにするか最後まで迷った品種になります。

松井ヒレ長ラメ幹之

松井ヒレ長ラメ幹之は、ヒレが長く美しいことが特徴の品種です。さらにラメが入り、泳ぐたびにキラキラと輝きます。豪華な外見で、観賞魚としての魅力が非常に高いです。

深海

深海は、全体的に淡い青色で体外光を持たないのが特徴のメダカです。みゆきメダカとは全然違う特徴を持った品種ですが、これもみゆきメダカの進んだ品種とされています。体外光を持たないことで体内光がよりはっきりと目立ち美しく見えます。

みゆきメダカは初心者にもオススメ

飼育のしやすさと環境への適応力

みゆきメダカは、改良品種の中でも特に飼育しやすいとされています。元々のメダカ(原種)に近い性質を持っているため、環境への適応力が高く、飼育初心者でも簡単に育てられます。また、多少の水質の変化にも強いため、メダカ飼育に不慣れな方でも安心です。

美しい姿と入手しやすいコスパ

みゆきメダカは、その美しさだけでなく、手軽に入手できる点も魅力です。価格が比較的安く、しかも丈夫なので、コストパフォーマンスが非常に高いです。美しい姿を長く楽しめるため、飼育コストを抑えたい初心者にもおすすめです。

私自身も7匹購入して始めましたがワンシーズンで稚魚が30匹以上増えています。

みゆきメダカの体外光を伸ばすには

ここからは上級者向けの内容になりますが、みゆきメダカ飼育者には知って損はない知識になりますので是非ご覧ください。

白容器やクリア容器で飼育する

みゆきメダカの体外光をさらに美しく見せたい場合、白い容器やクリアな容器で飼育するのがおすすめです。メダカの体外光を際立たせることができます。明るい背景の水槽を使うことで、メダカの美しさを最大限に引き出すことができます。

水温は28℃以上の高温にする

みゆきメダカは、温度が高い環境で体外光が強くなる傾向があります。特に、28℃以上の高温にすると、その美しさがより際立ちます。ただし、急激な温度変化はメダカに負担がかかるため、少しずつ温度を調整することが大切です。毎日の観察は欠かさず行いましょう。

おわりに

私自身、飼育を始めたのはプラチナブルー(青幹之)」という品種でした。初めて育てた時、その美しさに感動し、今すぐにお迎えしたいという気持ちになりました。今ではすっかりメダカ飼育に夢中になりました。みゆきメダカは、その美しさと育てやすさから、多くの人に愛されるメダカです。これから飼育を始める方にも、ぜひみゆきメダカの魅力を感じていただければと思います。